現代数学

エジプトとバビロニアに始まり、長い歴史を持つ数学は、必ずしも順調に発達してきたわけではありませんが、16世紀に至ってようやく復興の兆しをみせ、17世紀には、他の自然科学の発達とも結びついて、デカルトとフェルマーによる解析幾何学の発見、ニュートンとライプニッツによる徴分積分学の発見という画期的な事実を迎えました。これらの数学は、18、19の両世紀を通じて素晴らしい発達を示し、今日の機械文明の基礎をなしているといえます。しかし数学は19世紀から20世紀にかけて反省の時期を迎え、それまでの数学を整理し、これだけの事実からはこれだけの結論が導かれるというように、その理論の構造を明らかにすることを試みつつあります。19世紀までの古典的な数学に対して、これらの数学を現代数学と言います。

arithmetic

          copyrght(c).arithmetic.all rights reserved

arithmetic