確立
確率とは公募または蓋然性とも言われます。あることを試みれば、必ずn個の事柄のうちのどれか一つが起こり、しかもそれらは総て同様に期待される事柄のうちに、我々の期待する事柄はm個含まれているのであれば、我々の期待する事柄の起る数学的確率はm/nであると言います。また、非常に多く、例えばN個の実験を行なったところ、そのうちに我々の着目する事柄はM回起こったとすれば、我々の着目する事柄の起こる統計的確率はM/Nであると言います。実験の回数を非常に多くすれば、統計的確率は数学的確率へ近づいていくことが知られています。これを大数の法則と言います。確率は遠く16世紀にカルダノ、ガリレオ、パスカルなどによって考えられたもので、今では古典数学、現代数学とその応用になくてはならないものになっています。

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